No.41
アートに触れて感性を磨く
 

お出かけしたくなるようなお天気が多くなってきましたね。

最近、我が家では美術館巡りがはやっています。

私も旦那さまも昔から美術館に行くのが好きでしたが、唯人くんが生まれてなかなか行く機会がなく、足が遠のいていました。

唯人くんも3歳。
この4月に幼稚園に入園して、いろいろなことに興味を持つ年頃になりました。

自宅近くの東京都現代美術館は、大きな公園の中にあることもあり、よくお散歩がてら訪れ、常設展などを鑑賞します。
現代美術なんて、子供が見てもわからないだろう…と思いきや、意外にも気に入った立体作品を見つけたり、大きな絵の前で子供なりに感じた感想を述べたり…。
とても楽しそうに鑑賞しています。

いろいろな固定概念を持って見てしまう大人より、子供の方が純粋に感じることができるので、作品に対してときどき「ハッ」とさせられるようなことを言ったりします。

子供と見るときは、むき出しの作品や、繊細な作品も多いので、「大きな声を出さない」「大人と手をつなぐ」「走らない」などいろいろな決まりが美術館によってありますが、
とても興味があるのか、きちんと説明すれば静かにいい子に鑑賞しています。

東京都現代美術館のほか、最近は六本木の国立新美術館でシュルレアリスム展、竹橋にある東京国立近代美術館で岡本太郎展、六本木ヒルズの森美術館でフレンチ・ウインドウ展などを唯人くんと一緒に鑑賞してきました。
次は夏に旦那さまの実家に帰省した際、名古屋ボストン美術館でジム・ダイン展を見に行きたいと思っています。

私も小さい時から両親に連れられて、よく美術館を訪れました。

芸術作品にたくさん触れる機会を親が与えてあげることが、感性を磨いたり、感受性の豊かな人間になってくれるきっかけになってくれるといいな、と思います。

アートに触れて感性を磨く

大御堂美唆 公式サイト
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