No.38
収納術でかたづけ上手
 

みなさん、子供のおもちゃや衣類の収納ってどうしてますか?

今回は我が家の子供用品の収納をご紹介します。

うちの唯人くんはまだ2歳で、一応3階に子供部屋がありますが2階のリビングで遊ぶことがほとんど。必然的にリビングにおもちゃが増えていきます。
以前はかごなどにおもちゃを入れて、部屋の隅に置いていましたが、だんだんおもちゃが多くなってきて、さらにおもちゃ自体の大きさも大きくなってきたため収納しきれず、これはいけない!とリビング用のおもちゃ箱を作ることにしました。

A4サイズのカラーボックスを横に倒して、キャスターをつけ、ホームセンターで板をカットしてきてふたも作りました。
ただの四角いおもちゃ箱ではさみしいので、シマウマの形にすることに…。

イメージ リビングのインテリアに合わせて、ラベンダー色と白の縞しまにマスキングテープを貼ってペンキ塗りしました。

なぜシマウマかというと、唯人くんが大好きなNHK教育テレビの「ゆうがたクインテット」という子供向け番組の中に「シマウマにしまうま!」という曲が出てきて、それが大好きだからです。

お片づけを促す曲で「大事なものはちゃんとしまうま!使ったものはきちんとしまうま!僕が出したものは、シマウマにしまうま!」という歌詞です。
これはいい、と思い、しまうまのおもちゃ箱を作ることにしたわけです。
おかげで唯人くんは歌を歌いながら結構楽しんでお片づけをしてくれるようになりました。
シマウマは唯人くんが乗って遊べるくらい大きくて頑丈。
でもそれでも収まらないおもちゃは3階の子供部屋に収納しています。

イメージ3階には窓の下に横長のおもちゃ箱を用意しました。大きな引き出しが1つのおもちゃ箱で、イケアでテレビなどオーディオ収納用に売られていたものですが、私が白くペイントして、さらに唯人くんが大好きなたくさんの果物の絵を描きました。
引き出しにキャスターがついていて、それごと独立して引き出してこれるので、唯人くんでも開け閉めができます。

衣類は白い背の高い唯人くん用クローゼットへ。
ポールで吊るしの衣類と、布製ボックスで引き出し代わりにしてたたみの衣類を入れています。靴もクローゼットの中に並べて収納しています。このクローゼットのみで唯人くんの衣類は全て完結しているので便利。

細かいおもちゃや絵本の収納はイケアの子供用収納システム「ストューバ」へ。ベースのボックスのサイズ、扉のサイズ、色、棚板、引き出しなど自分の使い勝手に合わせて細かく組み合わせてカスタマイズできるシステムで、成長に合わせて買い足しができる優れ物です。

我が家ではナチュラル扉のものとオープンで棚板を入れたものを2つ重ねて使っています。
絵本などがたっぷり収納できるし、扉の部分は見せたくないごちゃごちゃしたおもちゃを収納できます。
扉にはゴムをガンタッカーで留めて、よく読む絵本やブームの絵本を飾りながら収納しています。唯人くんでも簡単に取れます。

そんなわけで我が家はこんな感じですが、子供のおもちゃの収納の私なりのセオリーは以下です。

○おもちゃの収納はざっくりポイポイがお勧め。
分類すると子供が自分でお片づけできません。大きな箱になんでもポイポイ収納が正解。

○定期的におもちゃの入れ替えを。
たくさん一度に与えすぎると飽きてしまって、どんどんおもちゃの増える原因に。我が家の場合、3階のおもちゃと2階のリビングのおもちゃは定期的に入れ替えます。そうすると古いおもちゃでも忘れていてまた新鮮!とよく遊んでくれます。

○子供がお片づけが楽しくなる工夫を
子供が大好きなものを収納ボックスにデザインしたり、お片づけしてふたを閉めると何かの形に完成するなど、子供がお片づけを楽しんでできるような工夫をしましょう。お片づけの歌を一緒に歌ってちょっとづつ片付ける楽しみを感じさせるのもいいですね

大御堂美唆 公式サイト
http://www.omido.com/
 
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