自宅を新築して1年半が経ちました。
いろいろ考えて設計してもらったけど、実際に住んでみてよかったこと、反省することなどだんだん見えてくることもあります。
そんな中、私が家の中でとても気に入っているスペースの1つをご紹介します。
それは階段。
階段って、家を建てる時、部屋のスペースを広く取りたいから…とついつい隅のスペースに追いやって設計しがちです。場所も北側などに設定したりして、暗くて狭い階段になるケースもしばしば。
でも我が家は階段が主役といっても過言ではないくらい、明るい開放的な設計にしました。
我が家のような3階建てだと、階段を上り下りすることが多いので安全で快適な階段にしたいと思いました。
しかも玄関から入ったとき、真正面に階段が見えるので、インテリアの印象を決める大切なパーツの1つでもありました。
そこで前々から憧れていた真っ白い吹き抜けの階段にしました。
幅はなるべく広く取り、小さい子供もいるので1段づつの段差もなるべく低く設計しました。まっすぐ1階まで直線にせず、踊り場を設けてリズム感を出し、危険がないようにしました。
インテリアとしては、最上階のペントハウスの天井から吹き抜けに向かって、長いコードでガラスの照明を吊るしたり、踊り場の壁に壁付けのブラケットライトを設置したり照明もいろいろ取りつけました。
それからリビングに入る踊り場の途中のくぼみ(ニッチ)にはお気に入りの花瓶や手作りの照明を吊るして楽しんでいます。
最近、息子の唯人くんがパパのお誕生日プレゼントに…と初めて一生懸命描いた絵を、額に入れて階段の途中の壁に飾りました。
子供の作品もきちんと額に入れて飾ればまるで芸術作品のように素敵です。
子供部屋のドアにつながる壁にかけたらなんだかとても楽しい印象になりましたよ。
唯人くんもこの階段が大好きです。
一番下の段に腰掛けて絵本を読んだり、柵につかまって電車ごっこしたりして楽しそう。
明るい階段にしてよかったなあと思っています。
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