No.35
『食器棚』選ぶコツと置く工夫

今回は我が家の食器棚のお話。

我が家の食器棚はいろいろ検討してイケアで購入したもので、新築する時に図面の段階で置く場所を決め、食器棚ありきで壁のサイズを決めました。

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キッチンにもかなり収納はあるのですが、来客が多い我が家では食器の数が多く入りきりません。前のマンション暮らしの時は、食器棚もキッチンに組み込んでいたのですが、子供もでき、母と同居するにあたり食器の数も倍増。思い切ってダイニングの方に食器棚を設置することにしました。

私が食器棚に求めたのは収納力はもちろんですが、何よりも薄さ。奥行きの深い食器棚は結局奥の物が取りにくくて使いにくい。
それに圧迫感があり部屋が狭く見えてしまいます。
いろいろ探したのですが、食器棚として売られているものはちょうどいいサイズのものが見当たらず、結局たどりついたのがイケアの洗面用に売られていたガラス扉の棚です。

この棚、本当は洗面台を挟んで左右に1台づつ設置するもの。でもそれを2つ並べて食器棚にしています。奥行き40cmと浅めで、扉もすりガラスで、本体は白で圧迫感がありません。

これをキッチンの出たところの壁に設置し、その前にダイニングテーブルを置いています。テーブルセッティングにも便利だし、シンクからも近いので動線もばっちり。
そして特にお気に入りなのが中の棚板がすべて透明のガラス製であること。
奥の方の食器も全て見渡せて、取り出しやすく、使わない食器がなくローテーションできます。

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そして最近、この食器棚の側面に姿見を設置しました。
リビングで軽く身支度することもあるので…というのが理由だったのですが、キッチンで作業している時、この鏡にリビングで遊んでいる唯人くんが見えて、とても便利だということが使ってみて判明。意外な効用でした。

もしみなさんも食器棚選びに迷うことがあったら、奥行きと動線を考えて選んでみてくださいね。

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