No.21
味覚の秋は見覚の秋

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定期的に手作り雑貨教室を開催している私ですが、みんなで雑貨を手作りするだけでなく、もうひとつ楽しみがあります。それは作業が終わったあとのお茶会。その日作った作品について話したり、たわいもないおしゃべりをしたり…。
 初めて参加する生徒さんたちにとってもホッとしてわきあいあいとできる瞬間です。そのときのデザートやお菓子を毎回私が手作りしています。
 もともと甘いものだ〜いすきな私。でも作るとなるとなかなか難しく、始めは紆余曲折、試行錯誤の繰り返しでした。
 お料理と違うのは、お菓子作りは分量がきちんとしていないとうまく出来上がらないこと。いつも感覚で物を作る私にとっては苦手な分野。おかげでいろいろ勉強になります。

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でも インテリアと同じように、毎回季節感を表現したり、流行を取り入れたりすることを考えるのはとても楽しいです。そして食事に行った時のデザートの盛り付けや素材の組み合わせからヒントを得てオリジナルのレシピを考え出すのもインテリアのお仕事と共通点があります。
先日のお教室では、炊飯器で簡単に作る蒸しケーキを作りました。旦那さまが先日オマーン出張でお土産に買ってきてくれたディーツというドライフルーツを刻んでパウンドケーキの材料に入れ、同じくピスタチオも入れ、普通に炊飯器の内釜に入れてスイッチを入れるだけで出来上がるというもの。オーブンで焼くのと違ってモチモチした食感が美味です。
お教室に来てくださった生徒さんたちにはレシピをお渡しし、私のホームページにも毎回写真とレシピをアップしています。

最近は 雑貨作りよりこのお菓子を楽しみに来てくださる生徒さんもいらっしゃるようで…(笑)がんばって作っている甲斐があります。
 新メニューを考えるためにもいろいろ市販のおいしいお菓子を食べて研究せねばっ!(←食いしん坊の言い訳)

 
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