これから季節もよくなり、お部屋の片付けやお掃除にはもってこいのシーズン。そんなわけで今回は収納のお話。
私はインテリアもさることながら、ファッションも大好き!特に私の靴好きはちょっとまわりの人たちにびっくりされます。ショッピングをしていてきれいなフォルムの靴や美しい装飾の靴を見つけるといてもたってもいられません。そんなこんなでたまりに溜まった靴コレクション約110足!!実家にいるときは玄関がとてもせまく、とうてい私の靴をすべて収納できる下駄箱の広さなどなく初めは途方に暮れていました。しかも私は洋服に合わせて靴を履いてみて全身のバランスを鏡で見たい場合が多く、2階の自室のクローゼットの前で服を着てみては1階の下駄箱に靴を取りにいき、上へ上ってきては姿見を見る…という不便は行動を毎日繰り返していました。
それとは別にもう一つ玄関周りで困っていたこと…それは本の収納です。インテリアスタイリストという私の仕事は、雑誌などでリビングなどのインテリアを作りこむ仕事ですが、その際に生活感を出すための小道具として私物の洋書や文庫本などを撮影に自宅から持っていくことが多いのです。でもたくさんの重い本を自室の本棚から持ち出し、撮影が終わって持って帰ってくると疲れていてもう本棚に戻すのが面倒になり、結局紙袋に入れたまま玄関に放置。何日かするとまた撮影で必要になり、その紙袋をそのまま持っていく…という困った状況が続いていました。
そこである日、ふと思いついたのです。「既成概念に囚われず自分が使いやすい収納を考えればいいんだ!」ということに。そして早速玄関の靴棚の上にさらに棚板を増やし、そこに本を収納。靴はすべて2階のクローゼットのそばの階段の壁面に棚を作りつけて収納。すると服を着ながら靴を合わせるのも楽になったし、本も撮影から帰ってきたら玄関の本棚にすぐに収納できるので散らからなくなったのです。こんな風に常識的に決められた場所にこだわらず、使う場所としまう場所を近づけることが収納を上手にするコツなのです。
去年の暮れに結婚して新居に引っ越してまず気になったのは「私の靴が収納しきれるか?!」ということ。偶然にも新居のマンションにはシュークローゼットがあったので、玄関の壁に姿見を取り付け、靴はシュークローゼットに棚板を増やし収納。さらに向かい側の棚には実家のときのように本を収納しています。無事収まった私の愛しい靴たち、私の靴コレクションは加速する一方…。
え?旦那様の靴はどこかって? 気にしない、気にしない(汗)
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