No.11
「花」と「華」
 

誕生日 私事ですが4月27日は私のお誕生日でした。
 当日は、毎年方々からお誕生日祝いにと素敵な花束を頂きます。
 今年は計7つ!アレンジメントや花束をたくさん送って頂いて、本当に幸せなお誕生日でした。

 雑誌などのインテリアスタイリングの中で花を生ける機会が多いので、お花屋さんの花束のアレンジの仕方などは、毎回とても参考になります。
 それぞれのお花屋さんによって花材や色合わせが個性的で、「ふんふん、なるほど〜。こんな組み合わせもありなんだー。」と関心することもしばしば。
  きちんとフラワーアレンジメントの勉強をしていない私は、アシスタントについて仕事で花を生けなければならない状況に迫られたとき、どうやって生ければいいのか?何と何を組み合わせればいいのか?と毎回泣きそうになっていました。でも試行錯誤を繰り返し、ある時からなんとなく分かるようになったんです。服を選ぶように、絵を描くときに絵の具を選ぶように、「花」だからと意識せずに色合わせを楽しめばいいんだということが…。

花 私が好きなのはグラデーションの組み合わせ。反対色を合わせるのは、少ない花材で豪華に華やかに見せるのには効果的ですが、種類を選ばないと野暮ったく見えがち。茶、ワインレッド、ピンク、白などのグラデーションで合わせるとどんな花材を選んでもサマになるんです。
 後はシンプルに一種類の花材をたくさん買って、大きな花瓶に長いまま生けるのも素敵です。

 お部屋の中に花があると、本当にゆったりとした幸せな気持ちになれますよね。

 フラワーアレンジメントはまだまだ勉強不足で素人の私ですが、これからもスタイリングの中に、自分のお部屋に、花を絶やさないでいきたいなあと思っています。

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